日経平均株価予想【来週(6/8~6/12)、TOPIXと比較】株価見通し

日経平均株価予想【来週(6/8~6/12)、TOPIXと比較】株価見通し

日経平均株価予想【来週(6/8~6/12)、TOPIXと比較】株価見通しはどうなる?
こういった疑問に答えていきます。
感染拡大が続く新型コロナウイルスの余波は、わたしたちに身近な存在の経済にも広がっています。
こんなニュースも出るようになりました。日本、中国批判声明に参加拒否 香港安全法巡り、欧米は失望もとのこと。株価は上向いてきていますが、香港安全法の経済的側面をざっくりと解説すると、この法案が可決されると香港の資本主義体制に中国政府が介入できるようになり、香港といえば、 スイスやシンガポールと並び、 世界の金融センターとして、 近年急成長を遂げてきたのですが、それが崩壊するというシナリオです。その後に、世界から香港へ移住していたお金持ちは他の国にひきあげ、香港市場の株価・不動産価格の下落が起こるかもしれませんね。経済活動にマイナスとなりそうな予感のニュースです。


リーマンショック級とも言われるコロナショックについて、さまざまな角度から分析していきたいと思います。それではみていきましょう。

今週6月5日(金)の日経平均はどうだったのか?

6月5日(金)、今週末の日経平均の終値は、前日に比して+167.99円、率にして+0.74%上がって22,863円で引けましたね。


ちなみに、前日6月4日の米国株式市場では、ダウ平均は11.93ドル高の26281.82ドル、ナスダックは67.10ポイント安の9615.81ポイントで取引を終了しました。以下のポイントにより、米国株式相場はまちまちとなったことも市場の安心感や不安感につながったかもしれませんね。

・米国の失業保険継続受給者数が予想外に増加したため雇用市場の速やかな改善期待が後退、失望感から売りが先行。
・その後は前日終値を挟んで終始もみ合う展開となった。
・銀行や保険が上昇した一方、公益事業や不動産が下落した。航空株は需要の回復に伴い、堅調推移となった。ラスベガスのカジノホテル営業再開で、カジノ関連株が上昇した。

6月4日の米国株式市場の株価推移の中、毎週発表されている新規失業保険申請件数(Initial Jobless Claims)について補足しますね。

新規失業保険申請件数(Initial Jobless Claims)は、過去1週間に失業保険給付を初めて受け取る人の数を示しています。言い換えれば、この指標は、その期間中に何人の人々が雇用を失ったかを反映しています。


source: tradingeconomics.com

前回 2126K、つまり212.6万件
実際 1877 K、つまり187.7万件(前回比▲24.9万件減)
予想 1800 K、つまり180.0万件

 

・新規失業保険申請件数は前回比24.9万件減の187.7万件とこれは好感。
・グラフをみてもらえればわかりますが、3月29日の6867Kから毎週減少していることも読み取れます。しかし、先週は減少幅が鈍化してきています。

6月5日(金)、今週末の日経平均の終値は22,863円で先週末5月29日(金)の日経平均は21,877円でしたので、1週間で約985円上げたことになりますので先週予想していた下記の記事での予想どおりの展開となり、上げの方向性は比較的高い週になった結果となっていますね。

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日経平均とTOPIXってそもそも何?日経平均とTOPIXの特徴については、下記の記事をあわせてご覧ください。

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日経平均とTOPIXってそもそも何?日経平均とTOPIXの特徴とは?

今週6月5日(金)のTOPIXはどうだったのか?

6月5日(金)のTOPIXは1612.48(+8.66)+0.54%で終わりましたので、先週末の5月29日(金)のTOPIXは1563.67(▲13.67)▲0.87%でしたので、比較すると指数として+48.81上げていますね。


また、日経平均とTOPIXを前週と比較した場合は以下のとおりとなります。

日経平均 前週比+4.51%
TOPIX  前週比+3.12%

TOPIXなどの中小企業を含めた株価上昇率低いことから大型株が買われた週であったかと思います。TOPIXは「マーケットポートフォリオ」とも呼ばれます。市場ポートフォリオの値動きは、市場全体の動きとほぼ連動します。このことから市場全体で買われた週であったかもしれませんね。

今後、中長期的に日経平均はどうなるか?

ロングセラー『株式投資の未来』と『株式投資』の著者であり、ウォートンの魔術師と称されるジェレミー・シーゲル教授についての興味深い記事があります。

ジェレミー・シーゲル教授』
低所得・低残高の個人のチェック口座(の残高)が1年前から15-20%も急増している。
彼は、こんな増加は見たことがないと示唆した。

FRBは失業した人たちを可能な限り吸収するため、経済を過熱させる。

現在のバリューの大幅な割安を見る限り、バリューがアウトパフォームすると思う。
しかし、過去10-15年を見直し、そこでの負けを取り戻すだけのアウトパフォームがありうるかといえば難しい。・・・
今後数年でいっても、バリュエーションや利回り追求の動きからいってバリューが有利だ。

引用:The Financial Pointer「浜町SCI」

とのことなので、現時点ではコロナショックにより株価は下がった後にコロナショック前にほぼ戻りました。ジュレミーシーゲル教授によれば、シーゲル教授は、従来どおりの強気の見方をとっています。短期で、経済回復が順調ならバリューがアウトパフォームする。長期で、バリューのアウトパフォームの予測は難しいと示唆しています。
また、シーゲル教授は、コロナショックの経済システムへの影響としては以下に示しています。

合理化・リストラが生産性を押し上げる:
この経済システムへのショックは、途方もないほど労働力の再編成をもたらすだろう。
企業はついに決断し始めた。
この人たちは要らない、この出張は要らない、ある割合の人はテレワークでいい、と。

閉店した企業、レストラン、小売店などについて考えると、どれも株式市場と関係がない。
上場企業じゃない。・・・
Google、Facebook、Microsoftなどの企業がどれだけ雇用を増やしたか?
ほとんどゼロだ。
これが現実なんだ。

引用:The Financial Pointer「浜町SCI」

短期的には、現在は株価はコロナショック前にほぼ回復しましたが、中長期的には従来どおりの強気の見方ではなく、やや予測が難しい視点をとっています。コロナショックにより、株価下落により元の水準には戻りましたが、相場が読みずらくなっている昨今です。とはいえ、株式市場は先を読むことが大事になってきます。今後、中長期的に日経平均はこのコロナショックを乗り越えて株価が大きく上昇することを期待しますね。



まとめ

今回は、わたしたちに身近な存在の経済にも広がっていて、日経平均株価やTOPIX、あるいは今後、中長期的に日経平均はどうなるかを分析してみました。

今週6月5日(金)の週は、1日から5日までが上昇の結果、上昇幅は1週間で約985円上げた相場となりました。今週6月5日(金)の週は、買われた週であったかと思います。今週は、先週同様に一日で1,000円の上げ下げの変動は落ち着いてきておりボラティリティは若干下がってきた相場でした。
来週6月8日(月)の週【株価へのプラス要因
・6月12日に控えた6月物の先物オプション特別清算指数算出(SQ)までは株式市場関係者の多くは強い相場が続くとの見方があること
・原油相場が一時に比べれば安定化してきていること
来週6月8日(月)の週【株価へのマイナス要因
・今週も日に日に新型コロナウイルスに感染者数は少しずつ増加してきており、新型コロナウイルス感染の「第2波」への警戒が広がっていること
・毎週発表されている新規失業保険申請件数の減少幅が鈍化してきていること
・投資家の関心がこれまでの経済活動再開から香港に対する中国の締め付け強化などから米中関係悪化の懸念へ移行しつつあること
上記に基づき、日経平均は急ピッチの上昇を続けたことから、短期的な過熱感が警戒されていつ調整があってもおかしくない状況です。一方でNYダウの相場はやや強くなってきていることから追随して来週は6月5日(金)の22,863円を起点にやや上げる相場ではと思われます。

各種経済指標は好景気から不景気へ後退したものとなり、実態経済として日本国内では、まだ実感はないかもしれませんが、今後失業者数も増加することが日本国内の株式市場に完全に織り込まれているとは思えないですが、来週は一旦上記の予想です。来週も目がはなせない状況かと思います。

*投資判断はあくまで自己責任で

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