日経平均株価予想【来週(8/3~8/7)、TOPIXと比較】株価見通し

日経平均株価予想【来週(8/3~8/7)、TOPIXと比較】株価見通し

日経平均株価予想【来週(8/3~8/7)、TOPIXと比較】株価見通しはどうなる?
こういった疑問に答えていきます。
感染拡大が続く新型コロナウイルスの余波は、わたしたちに身近な存在の経済にも広がっています。
こんなニュースも出るようになりました。新型コロナウイルスの感染者は1日、全国で新たに1535人が確認された。1日当たりの感染者が1500人を超えたのは、過去最多となった7月31日(1579人)に続いて2日連続。クルーズ船の乗客乗員らを合わせた国内の感染者は3万8578人となった。新たな死者は確認されなかった。終息ということにはなっておらず第2第3波となれば、経済活動にマイナスとなりそうな予感のニュースです。


リーマンショック級とも言われるコロナショックについて、さまざまな角度から分析していきたいと思います。それではみていきましょう。

今週7月31日(金)の日経平均はどうだったのか?

7月31日(金)、今週末の日経平均の終値は、前日に比して▲629.23円、率にして▲2.82%下がって21,710円で引けましたね。


ちなみに、前日7月30日の米国株式市場では、ダウ平均は225.92ドル安の26313.65ドル、ナスダックは44.87ポイント高の10587.81ポイントで取引を終了しました。以下のポイントにより、市場の安心感や不安感を引き起こし、米国株式相場に反映されたかもしれませんね。

・商務省が発表した4-6月期の国内総生産(GDP)速報値が過去最大の落ち込みとなったほか、週次失業保険申請数も2週連続で増加したため回復ペースの鈍化懸念で大きく下落して寄り付いた。
・主要企業決算が予想を上回ったことが好感されており、引け後に決算の発表を控えた主要ハイテク株が上昇に転じると、下げ幅を縮小した。
・エネルギー、自動車・自動車部品が下落した一方、半導体・同製造装置は上昇した。

7月30日の米国株式市場の株価推移の中、毎週発表されている新規失業保険申請件数(Initial Jobless Claims)について補足しますね。

新規失業保険申請件数(Initial Jobless Claims)は、過去1週間に失業保険給付を初めて受け取る人の数を示しています。言い換えれば、この指標は、その期間中に何人の人々が雇用を失ったかを反映しています。


source: tradingeconomics.com

前回 1416 K、つまり141.6万件
実際 1434K、つまり143.4万件(前回比+1.8万件増)
予想 1450K、つまり145.0万件

 

・新規失業保険申請件数は前回比1.8万件増の143.4万件とこれは好感とならず株価下落の要因の1つとなりました。
・グラフの日付が更新されているのでわかりづらいのですが、3月29日の6867Kから毎週減少していることも読み取れます。しかし、先週は減少幅が鈍化というより増加に転じています。

7月31日(金)、今週末の日経平均の終値は21,710円で先週末7月22日(水)の日経平均は22,751円でしたので、1週間で約1,005円下げたことになりますので先週予想していた下記の記事での予想どおりの展開となり、下げの方向性は比較的高い週になった結果となっていますね。

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日経平均とTOPIXってそもそも何?日経平均とTOPIXの特徴については、下記の記事をあわせてご覧ください。

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日経平均とTOPIXってそもそも何?日経平均とTOPIXの特徴とは?

今週7月31日(金)のTOPIXはどうだったのか?

7月31日(金)のTOPIXは1496.06(▲43.41)▲2.82%で終わりましたので、先週末の7月22日(水)のTOPIXは1572.96(▲9.78)▲0.62%でしたので、比較すると指数として▲4.07下げていますね。


また、日経平均とTOPIXを前週と比較した場合は以下のとおりとなります。

日経平均 前週比▲4.42%
TOPIX  前週比▲5.13%

TOPIXなどの中小企業を含めた株価下落率高いことから中小小型株も売られた週であったかと思います。TOPIXは「マーケットポートフォリオ」とも呼ばれます。市場ポートフォリオの値動きは、市場全体の動きとほぼ連動します。このことから市場全体で売られた週であったかもしれませんね。

今後、中長期的に日経平均はどうなるか?

ロングセラー『株式投資の未来』と『株式投資』の著者であり、ウォートンの魔術師と称されるジェレミー・シーゲル教授についての興味深い記事があります。

ジェレミー・シーゲル教授』
信じるかどうかわからないが、私が研究したところでは、PERはGDP成長率より将来リターンを占う上でより有効だ。
『GDP成長率が改善している・・・』といえば聞こえはいいかもしれない。
しかし、真実は、何かをリズナブルな株価で買えば、長期的に良いリターンを得られるということなんだ。

引用:The Financial Pointer「浜町SCI」

とのことなので、現時点ではコロナショックにより株価は下がった後にほぼコロナショック前に戻りまた下げました。ジュレミーシーゲル教授によりますと、グローバル投資における国の選別のポイントとして経済成長ではなくPERであると指摘しています。また、シーゲル教授は米経済・市場に対する強気スタンスを継続する一方、米市場のPERが20倍、欧州が15倍、新興国市場が10-12倍と紹介、PERのギャップもピークに近いとし、低PERの方が高成長よりも良好なリターンを上げうる要因について以下のコメントも示しています。

マクロ(国別):
長期的には・・・配当の再投資によってGDP成長率の差を打ち消す傾向がある。・・・
これらギャップ、特に新興国市場の側のギャップが行き着いたと考えている。
先進国世界・米国と新興国市場の間(のギャップ)は史上最大レベルにある。
引用:The Financial Pointer「浜町SCI」

短期的には、現在は本格的に回復していないが、中長期的には従来どおりの強気の見方をとっています。コロナショックにより、株価下落により元の水準近くには戻りましたが、相場が読みづらくなっている昨今です。とはいえ、株式市場は先を読むことが大事になってきます。今後、中長期的に日経平均はこのコロナショックを乗り越えて株価が大きく上昇することを期待しますね。



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まとめ

今回は、わたしたちに身近な存在の経済にも広がっていて、日経平均株価やTOPIX、あるいは今後、中長期的に日経平均はどうなるかを分析してみました。

今週7月31日(金)の週は、27日から31日までが下落の結果、下落幅は1週間で約1,005円下げた相場となりました。今週7月31日(金)の週は、売られた週であったかと思います。今週は、先週同様に一日で1,000円の上げ下げの変動は落ち着いてきておりボラティリティは若干下がってきた相場でした。
来週8月3日(月)の週【株価へのプラス要因
・新型コロナの感染が全国的に拡大してきているが、新型コロナのワクチン開発や、米国などの金融緩和策への期待も根強いため、日本株が一方的に下落する可能性は低いとみられること
・原油相場が一時に比べれば安定化してきていること
来週8月3日(月)の週【株価へのマイナス要因
・新型コロナの感染が全国的に拡大してきており、経済活動の部分的な制限を今後余儀なくされるのではとの予測が投資家心理により株価へのマイナス要因となりうること
・円高の進行、米国の景気減速懸念、日米決算発表への警戒感も踏まえれば、日本株が明確な上昇基調に転じるとは考えにくい状況が続くこと
・東京都における新型コロナの1日あたりの新規感染者数が過去最高に急増しているほか、全国的にも増加し始めている。何らかの行動制限が発せられると相場は一気にリスクオフモードに陥ってくる懸念があり、上値が重い展開となりうること。つまり、新型コロナウイルス感染の「第2波」への警戒が広がっていること
・毎週発表されている新規失業保険申請件数の減少から増加に転じていることを受け、さらに増加となれば株価へのマイナス要因となりうること
上記に基づき、日経平均は急ピッチの上昇を続けたことから、先週はいったん調整された状況です。ボックス相場を継続するとみる動きも多いです。一方で新型コロナウイルス感染の「第2波」への警戒しだいのところもありますが、NYダウの相場は前週と同様にやや弱くなってきていることから追随して来週は7月31日(金)の21,710円を起点にやや下げる相場ではと思われます。

各種経済指標は好景気から不景気へ後退したものとなり、実態経済として日本国内では、まだ実感はないかもしれませんが、今後失業者数も増加することが日本国内の株式市場に完全に織り込まれているとは思えないですが、来週は一旦上記の予想です。来週も目がはなせない状況かと思います。

*投資判断はあくまで自己責任で

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