日経平均株価予想【来週(8/11~8/14)、TOPIXと比較】株価見通し

日経平均株価予想【来週(8/11~8/14)、TOPIXと比較】株価見通しはどうなる?
こういった疑問に答えていきます。
感染拡大が続く新型コロナウイルスの余波は、わたしたちに身近な存在の経済にも広がっています。
こんなニュースも出るようになりました。コロナ後遺症について、covid-19治療後でかなりの人が筋痛性脳脊髄炎(以前の慢性疲労症候群)に似た症状を示し疲労感が強く頭にモヤがかかったような状態で集中できない日々が続き発症前の生活を中々取り戻せないという話を聞いているとのこと。新型コロナウイルスの終息ということにはなっておらず第2第3波となれば、経済活動にマイナスとなりそうな予感のニュースです。


リーマンショック級とも言われるコロナショックについて、さまざまな角度から分析していきたいと思います。それではみていきましょう。

今週8月7日(金)の日経平均はどうだったのか?

8月7日(金)、今週末の日経平均の終値は、前日に比して▲88.21円、率にして▲0.39%下がって22,329円で引けましたね。


ちなみに、前日8月6日の米国株式市場では、ダウ平均は46.50ドル高の27433.48ドル、ナスダックは97.09ポイント安の11010.98ポイントで取引を終了しました。以下のポイントにより、市場の安心感や不安感を引き起こし、米国株式相場に反映されたかもしれませんね。

・米政権と民主党指導部による新型コロナウイルス追加経済対策法案を巡る交渉が行き詰まり下落で寄り付いた。
・トランプ大統領は中国のアプリTikTokやWeChatを禁止する大統領令を発令、香港行政長官ら11人の制裁を検討すると発表するなど対中政策強化で米中関係の深刻化懸念が強まったことも売り材料となった。
・雇用統計が予想を上回ったことで下値も限られ、引けにかけ下げを縮小した。
・運輸・銀行が上昇した一方、テクノロジー・ハード・機器、半導体・同製造装置が下落した。

8月6日の米国株式市場の株価推移の中、毎週発表されている新規失業保険申請件数(Initial Jobless Claims)について補足しますね。

新規失業保険申請件数(Initial Jobless Claims)は、過去1週間に失業保険給付を初めて受け取る人の数を示しています。言い換えれば、この指標は、その期間中に何人の人々が雇用を失ったかを反映しています。


source: tradingeconomics.com

前回 1434K、つまり143.4万件
実際 1186K、つまり118.6万件(前回比▲24.8万件減)
予想 1415K、つまり141.5万件

 

・新規失業保険申請件数は前回比24.8万件減の118.6万件とこれは好感となり株価上昇の要因の1つとなりました。
・グラフの日付が更新されているのでわかりづらいのですが、3月29日の6867Kから毎週減少していることも読み取れます。しかし、先週は減少幅が鈍化というより増加に転じています。

8月7日(金)、今週末の日経平均の終値は22,329円で先週末7月31日(金)の日経平均は21,710円でしたので、1週間で約619円上げたことになりますので先週予想していた下記の記事での予想とは反して、上げの方向性は比較的高い週になった結果となっていますね。

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日経平均とTOPIXってそもそも何?日経平均とTOPIXの特徴とは?

今週8月7日(金)のTOPIXはどうだったのか?

8月7日(金)のTOPIXは1546.74(▲3.14)▲0.20%で終わりましたので、先週末の7月31日(金)のTOPIXは1496.06(▲43.41)▲2.82%でしたので、比較すると指数として+50.68上げていますね。


また、日経平均とTOPIXを前週と比較した場合は以下のとおりとなります。

日経平均 前週比+2.86%
TOPIX  前週比+3.39%

TOPIXなどの中小企業を含めた株価上昇率高いことから中小小型株も買われた週であったかと思います。TOPIXは「マーケットポートフォリオ」とも呼ばれます。市場ポートフォリオの値動きは、市場全体の動きとほぼ連動します。このことから市場全体で買われた週であったかもしれませんね。

今後、中長期的に日経平均はどうなるか?

ロングセラー『株式投資の未来』と『株式投資』の著者であり、ウォートンの魔術師と称されるジェレミー・シーゲル教授についての興味深い記事があります。

ジェレミー・シーゲル教授』
株式は実物資産に対する請求権だ。
金利が史上最低にある中で、株式はフィクストインカム資産やドルによってレバレッジがかかっている。
現在企業が借金をしていることを心配するかわりに、今そうしつつトンネルの先を見通せるなら、そういう企業は来年・再来年に実りを得るだろう。

引用:The Financial Pointer「浜町SCI」

とのことなので、現時点ではコロナショックにより株価は下がった後にほぼコロナショック前に戻りまた下げました。ジュレミーシーゲル教授によりますと、コロナ・ショック対策のための異例の規模の金融・財政政策が資産価格とインフレを押し上げると予想してきたが、ドルの価値の低下はドル相場の下落となって訪れ、それもまた米企業にとってプラスに働くと指摘しています。また、シーゲル教授は投資推奨について2つのポイントを語っている。1つは、債券でなく株式という点。もう1つは(成長率ではなく)PERが重要という点について以下のコメントも示しています。

投資推奨について2つのポイント:
債券はインカム・ゲインの源泉でなくなりつつある。
今後3-5年、投資家にとってインフレに対する保護付きのインカム・ゲインの源泉となりうるのは株式であり、配当株だ。・・・
世界、新興国市場・欧州・他の先進国の株式の方がまだPERが低く、投資家は世界の市場を視野に入れるべきだ。
配当利回りも高く、ドル安の恩恵も受ける。

引用:The Financial Pointer「浜町SCI」

短期的には、現在は本格的に回復していないが、中長期的には従来どおりの強気の見方をとっています。コロナショックにより、株価下落により元の水準近くには戻りましたが、相場が読みづらくなっている昨今です。とはいえ、株式市場は先を読むことが大事になってきます。今後、中長期的に日経平均はこのコロナショックを乗り越えて株価が大きく上昇することを期待しますね。



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まとめ

今回は、わたしたちに身近な存在の経済にも広がっていて、日経平均株価やTOPIX、あるいは今後、中長期的に日経平均はどうなるかを分析してみました。

今週8月7日(金)の週は、3日から4日までが上昇の結果、上昇幅は1週間で約619円上げた相場となりました。今週8月7日(金)の週は、買われた週であったかと思います。今週は、先週同様に一日で1,000円の上げ下げの変動は落ち着いてきておりボラティリティは若干下がってきた相場でした。
来週8月11日(火)の週【株価へのプラス要因
・雇用統計の結果を受けた米国市場の影響を受けるほか、米国で追加財政政策が近くまとまる可能性があり、日本株への一定の割合で影響する可能性があること
・米国では海外渡航禁止勧告の解除を発表しており、経済活動再開への期待が高まる可能性があり、日本株への一定の割合で影響する可能性があること
・原油相場が一時に比べれば安定化してきていること
来週8月11日(月)の週【株価へのマイナス要因
・新型コロナの感染が全国的に拡大してきており、経済活動の部分的な制限を今後余儀なくされるのではとの予測が投資家心理により株価へのマイナス要因となりうること
・東京都における新型コロナの1日あたりの新規感染者数が過去最高に急増しているほか、全国的にも増加し始めている。何らかの行動制限が発せられると相場は一気にリスクオフモードに陥ってくる懸念があり、上値が重い展開となりうること。つまり、新型コロナウイルス感染の「第2波」への警戒が広がっていること
・毎週発表されている新規失業保険申請件数の増加から減少に転じているが、再び増加となれば株価へのマイナス要因となりうること
上記に基づき、日経平均は急ピッチの上昇を続けたことから、先週はいったん調整された状況です。ボックス相場を継続するとみる動きも多いです。一方で新型コロナウイルス感染の「第2波」への警戒しだいのところもありますが、NYダウの相場は様子見の状況を抜けつつあることから追随して来週は8月7日(金)の22,329円を起点にやや上げる相場ではと思われます。

各種経済指標は好景気から不景気へ後退したものとなり、実態経済として日本国内では、まだ実感はないかもしれませんが、今後失業者数も増加することが日本国内の株式市場に完全に織り込まれているとは思えないですが、来週は一旦上記の予想です。来週も目がはなせない状況かと思います。
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