ファシリテーションの基本とは?会議のポイントとは?世界で一番やさしい会議の教科書
ファシリテーションの基本とは?会議のポイントとは?
こういった疑問に答えていきます。
今回は会議についての本をご紹介します!
職場の会議のグダグダぶりに悩む、入社2年目女子、鈴川葵。「生涯会議時間」が3万時間にも上ることを知って一念発起し、コンサルタントの父の指南を受けて会議のカイゼンに挑戦する。そこで知ったのが、会議を変える「魔法の一言」だった―。結論がでる、みんな納得、内職ゼロ、時間短縮。会議をうまく進める方法が物語でカンタンにわかる!
著者について
榊巻亮
ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズ(株) アソシエイト・ディレクター
大学卒業後、大和ハウス工業株式会社に入社。住宅の設計業務に従事すると同時に、業務改善活動に携わり、改革をやり遂げる大変さと大事さを痛感する。
ケンブリッジ入社後は「現場を変えられるコンサルタント」を目指し、金融・通信・運送など幅広い業界で業務改革プロジェクトに参画。
ファシリテーションを活かした納得感のあるプロジェクト推進を得意としている。
一級建築士。主な著書に、『業務改革の教科書』(日本経済新聞出版社)
本の概要
これほどの膨大な時間を費やしているにもかかわらず、効率的でまともな会議はなかなかないのが実情です。
自分の部署でおこなわれる「グダグダ会議」にふと疑問を抱きます。
「なぜ、会議はこんなにつまらないのだろう・・・」 そのことをきっかけに、彼女は会議で小さな改革を始めます。
しかし、そこから確実に会議は変わり始めます。 小さなチャレンジを実直に積み重ねていくことによって、彼女は部署全員を巻き込み会議改革を成功させ、そして大きな成果を生み出していきます。
物語を通して、分かりやすく会議改革のやり方を解説していきます。
発売日:2015/12/11
ページ数: 304ページ
本のレベル
・初心者向け
・分かりやすさ
・専門性
本の感想(まとめ)
実際にありそうな企業を舞台に物語風で会議の大事なポイントを丁寧に説明しているため、非常にわかりやすいです。
議事録をとること、終了条件を明確にすること、事前準備を大事にすること、ファシリテーションにより脱線を無くし、全員参加型にすること等、これまでの会議の常識をくつがえす冊です。
会議運営をいきなりやることになった人にオススメ。いきなり、完璧なファシリテーションは無理なので、主人公の葵のように、少しずつでも変えていけるように、まずは確認するファシリテーションとスクライブから始めてみたいと思うかもしれません。
職場の会議ほど無駄なものはないと思っていたけど、ファシリテートを学べば、有意義な会議に変貌をとげるかもしれません。
会議の終わりに決まったこととやるべきことを確認する。会議の始めに終了条件を決める。時間配分をする。議事録は要点と図を使うなど、すぐに実践できそうなことばかり示されています。
効率よく物事を決める会議にするにはどうしたら良いのか、ロジックと人の心理両方からアプローチしてあり、非常に納得がいきます。変えることがしにくい雰囲気で、徐々に変えていくことが現実的に感じられるような、ストーリー仕立てになっている。
始めは目的確認、時間配分から少しずつ。整理、時間短縮するスクライブ。質問の仕方。事前準備で会議の流れを考え、情報を集める。技術は学べる。行動から全てが始まると思いますね。
世界で一番やさしい会議の教科書に興味をもったらどうしたらいいの?
世界で一番やさしい会議の教科書に興味をもったんだけどどうしたらいいの?と思ったら、まずは、下記の榊巻亮の作品一覧をみてみましょう。まずは、本作品を読んでみて、他の作品を読むのもよいかもしれませんね。
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