法律を学ぶことがなぜ大切か?こども六法
法律を学ぶことがなぜ大切か?こういった疑問に答えていきます。
法律は自分を守る武器になる。
いじめ・虐待をなくすために。いじめや虐待は犯罪です。
人を殴ったり蹴ったり、お金や持ち物を奪ったり、SNSにひどい悪口を書き込んだりすれば、
大人であれば警察に捕まって罰を受けます。
それは法律という社会のルールによって決められていることです。
けれど、子どもは法律を知りません。誰か大人が気づいて助けてくれるまで、
たった一人で犯罪被害に苦しんでいます。
もし法律という強い味方がいることを知っていたら、もっと多くの子どもが勇気を出して助けを求めることができ、救われるかもしれません。
そのためには、子ども、友だち、保護者、先生、誰でも読めて、法律とはどんなものかを知ることができる本が
必要、そう考えて作ったのが本書です。
こんな人におすすめ!
法律を初めて学ぶ方
ある程度の年齢のお子さんをお持ちで、お子さんに法律に興味をもってもらいたいと思っている方
法律系の資格試験の勉強をはじめようと思っている方
この本を読んだ人の感想・口コミ
#本 #こども六法
こども向けの本の方がよく分かりそうです pic.twitter.com/7fX8Hhyibj— りんご (@DVRyHrNMOor3ivo) May 9, 2020
保釈金って帰ってくるって知ってた??
この本面白い!#こども六法 pic.twitter.com/kIvWB3ZclL— Ryo Hase (@bonhati) May 9, 2020
#こども六法 分かりやすい!
うちの子供も興味深く読んでた
すごく分かりやすいし試験勉強の入門書としても行けるのかなぁ笑 pic.twitter.com/1CW1SoFh25— みやちん (@yAtavdoifJxnInz) May 7, 2020
本の概要
第1章 刑法
第2章 刑事訴訟法
第3章 少年法
第4章 民法
第5章 民事訴訟法
第6章 日本国憲法
第7章 いじめ防止対策推進法
いじめで悩んでいるきみに
発売日:2019/8/20
ページ数:192ページ
本のレベル
・初心者向け
・分かりやすさ
・専門性
本の感想(まとめ)
前からTVでも紹介されており読もう読もうと思いつつも、後回しにしてきましたがやっと時間ができたため読むことができました。子供にも関係のある法律や、知っておくべき法律が、優しい分かりやすい言葉で説明されています。
大人でも知らなかったことが載ってそうで、やはり細かい部分は知らないこともけっこう書いてありました。法律に関しての基礎的な部分がわかりやすく記されています。
イラストが添えられているので非常に読みやすい。そして項目ごとに分類されているので疑問を感じたときに読み返しやすい。
法律とは何かを知りたい子供にとっては少し固い部分もあるけれど、子供でも理解できそうなパートも多いので興味をもった小さい子供に読ませるのも良いでしょう。
この本を大人が読んでも、法律はそもそも困ったことから自分を守ってくれる根拠になるものということがよくわかる作品となっています。法律は、法律の専門家のものじゃなくて全ての人のものということを実感することと思います。
いじめ被害者・加害者を経験した著書が、難しい六法をかわいいイラストを交えて説明してくれる点が非常に世に受け入れられているのだと思います。
本の解説を読むと法律が、きっとこういう事を言いたいんだろうなーというバックグラウンドが見えてくるので不思議なものです。白黒できない部分が法律の条文にあるのがよくわかりました。
いじめは犯罪って言ってもピンと来ない人たちが多い中で、この本はきっと子供やしいては大人にも役に立つのではないでしょうか。
第7章のいじめ防止対策推進法のところに、相談窓口として文部科学省HP(子どものSOSの相談窓口)、子どもの人権110番(法務省)などの紹介もあり個人的には好評価です。
六法全書は、大人になった今でもじっくり読む機会はなく、たまに読んでみると難しい書きっぷり感じますが、「こども六法」は本当に分かりやすいです。ある程度の年齢の子供であれば親子で読みたい本としておすすめです。大人の自分も、分かりやすくて書棚に常備しておきたい一冊だと感じます。
法律については、下記の記事をあわせてご覧ください。
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