美術品評価、棚卸、連結子会社、M&Aとは?女子大生会計士の事件簿 DX.5 とびっきり推理なバースデー
美術品評価、棚卸、連結子会社、M&Aとは?
こういった疑問に答えていきます。
超実用的ビジネス・ミステリー、最新刊!
会計、簿記の分野をミステリー化!
公認会計士や税理士、経理部員といった会計業界を目指している方。
簿記など会計の基礎を学び始めようとしている方。
会社の決算書や株式などについて興味のある方。
そういった方々には、この本が勉強の手助けにもなると思います。
会計を舞台にした小説の世界を存分に楽しんでくださいね。
本の概要
大手鉄鋼会社会長の不正行為を暴く証拠は、源氏物語絵巻?バイトが次々に辞めるコンビニが隠す在庫のカラクリ―いつもの名コンビが事件を解決と思いきや、今回は「もっと柿本様のことが知りたいのですわ」と言う、お嬢様会計士・村咲紫が登場…ついに恋のライバルが現れたのか!?
超実用的ビジネス・ミステリ第5弾。
発売日: 2008/9/24
ページ数: 224ページ
本のレベル
・初心者向け
・分かりやすさ
・専門性
本の感想(まとめ)
シリーズ5作目。新たな会計士仲間も増えて、新しいキャラの登場にストーリーも面白かったし、萌美の尊敬するカッコいい先輩も出てきて、盛り上がった巻だったと思います!
今回は、萌実とカッキーの後輩でお嬢様会計士の村咲紫(むらさき・ゆかり)が登場します。また後半には、萌実のかつての上司で元ミス監査法人の氷高元美が登場し、御堂グループの社長・御堂道永と萌実たちとの因縁の対決が描かれることになります。
村咲紫の巻と言っても過言ではない。偽物美術品による価値のない資産の計上、フランチャイズコンビニの在庫水増し問題、連結子会社の問題など。そして株価が下がった会社を買収して不当利益を得るM&A問題など。因縁の御堂グループとの対決。見逃せない話が盛りだくさんです。
扱われているテーマは、美術品評価、棚卸、連結子会社、M&Aなどですが、それぞれのストーリーが紫を軸にして一つにつながっており、小説としての完成度はシリーズ中でもっとも高いように思います。
巻末には、いつものように萌実とカッキーが事件をふり返る「女子大生会計士の事件後」のほか、「『女子大生会計士の事件簿』最終回決定会議」と「『女子大生会計士の事件簿』〈ドラマ化の裏側〉事件」が収録されています。内容はどちらもライトノベル風のネタの応酬になっています。
新しいキャラも出てきて、5作目はいつもとは違った展開になってます。漫画を読むような軽い感覚で読めるオススメの1冊です。
女子大生会計士の事件簿に興味をもったらどうしたらいいの?
女子大生会計士の事件簿に興味をもったんだけどどうしたらいいの?と思ったら、まずは、下記の山田真哉の作品一覧をみてみましょう。まずは、女子大生会計士の事件簿シリーズ(Kindle版を見てみるのもよし)を読んでみて、この他の作品を読むのもよいかもしれませんね。
↓応援ポチっとありがとうございます!↓
関連する書籍
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました!いかがでしたでしょうか?楽しんでいただけましたら、また読みに来ていただけたら幸いです。少しでもお役にたてたらと思います。この記事が気に入ったらシェアをお願いいたします♪